一ヶ月前あたしは大好きな大好きな沢田綱吉に思い切って告白をした。ツナには好きな人がいるって言う噂を飽きるくらい何度も聞いた。でも、自分の気持ちに嘘をついてツナを応援は出来ない。だから、振られたらきっぱりあきらめると決めて、友達に頼んでの呼び出し。ツナには好きな人がいるんだから言っても無駄なのは分かる。自信過剰にツナの好きなひとが自分だと思ってみたいけど、そんな自信を持てる要素が自分にはひとつも無くて。だけど0%に限りなく近い1%の可能性を信じて、震えるからだ、震える声で小さく思いを告げた。


「あたし・・・は、沢田綱吉のことが好きです。」


一瞬ビックリした顔をした目線を斜め下にずらしたツナは困った顔をした。(あ、振られるんだな・・・)震える手を強く握ったその瞬間ツナは口を微かに広げた。


「・・・、あのさ・・・」「うん・・・」「・・・・・・これバツゲーム?」「え!?」「だ、だって、が俺を好きとか考えらんないし・・・」「ばっ、バツゲームなんかじゃないよ!」「・・・本当に?」「う、ん」「・・・が俺のことが好き・・・」「嘘だと思うの・・・?」「ううん、嘘ではこんなこと言わないと思ってるけど・・・ただ、俺ずっとのこと好きだったから、が俺のことを好きとか、夢みたいなだけ」「!」「・・・や、!お、俺もが好き、だよ」「うん、うん・・・!」「な、泣くなって!」「だっ、だってツナと付き合えるなんて思ってなかったし・・・すごく嬉しいんだもん・・・」「(やばい、かわいすぎる・・・!)」「ツナ・・・」「ん?」「・・・だいすき」「俺も」




一ヶ月前のあの放課後、誰もいない教室で初めての告白。振られる覚悟で言った愛の言葉。バツゲーム?なんて聞かれた、今考えてみるとちょっと笑える告白。でも、ツナに好きって言ってもらえて、付き合うことになって。嬉しい気持ちが溢れて出た涙。今でもあの日を思い出す度、笑顔が溢れてくる。今でもツナを好きな気持ちは変わらない。傍に居れるだけで幸せな気持ちも。




「ツナー」「ん?」「だーいすき!」「えっ!?」「あはは、ツナ顔真っ赤!」「・・・」「・・・あれ、ツナー?」「・・・」「おーい、つーくん!」「・・・」「からかってごめんね・・・」「・・・」「(反応なし・・・!?)」「・・・」「うー・・・ツナごめんね」「うん」「え?」「ちゅっ」「!」「あれ、顔真っ赤だよ?」「ツナのばかー・・・」「さっきのお返し!」「・・・」「・・・」「「あははっ!」」





ツナとあたし。あの日から晴れの日も、曇りの日も、雨の日も、嵐の日もいつだってずっと一緒。たまに喧嘩や言い合いだってあるけれども、それでもお互いを思う気持ちは強く、永遠に消えない深い深いものだから、ツナとあたしはいままでも、これからもずっと一緒。






With me ,forever!







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